50代 その記憶、本当に確かですか?part1
年齢とともに、あらゆる身体能力が衰えてはきますが、
それでも50代…まだまだ大丈夫でっせ!と、思っていたいお年頃です。
ただ私の場合、年々忘れっぽくなっているのは確かで、この前なんか明確な目的を持って
目的の場所(家の中ですが)に行っても、「あれ?私何でここにいるの?(キョトン)」
てな状況はもう日常茶飯事状態で、それでも当人は気にすることなど微塵もありません。
(気にしろ)
先日ですが、仲良くしている友人が数年前に亡くなった私の父の香典を出し忘れていたと言って
お線香を持ってきてくれたんです。
私は「えっ!?香典もらってると思うよ」と、言っても彼女は「ううん、ホントに忘れていたの、ごめんね!」と。
う~ん、私の性格からして根に持つタイプだから(おいおい)香典あげたのにもらってなければ絶対にしつこく覚えているはずだしな…。(汗)
それで、もらった、あげてないのやり取りを数回続けましたが、せっかく持ってきてくれたものを
返すのは友人に失礼だと思ったので、ありがたく受け取りました。(とっても素敵なお線香でした)
家に帰ってから、すぐに香典帳を調べたらやっぱり友人の名前がしっかり記載されていました。
となると私がまさか香典返しあげてないとか?(汗)やべー覚えてない。
なんせ5年近くも前のことなんで、記憶が定かではありません。
あせって携帯のメールをチェックしたら奇跡的に香典返しの受け渡しの内容が書いてあったメールが
残っていたのです!!文明の利器ありがとー!!
こうして私の香典返し忘れた疑惑も晴れ、(え?)その後、友人と会った時に彼女から頂いたお線香と同等くらいのお菓子を持って、事の顛末を話しました。
不思議なのは友人はお金のことに関しては、とてもきっちりしているタイプなので、こうゆうことは
忘れる人ではないのですが、なぜ5年近くもたった今、そう思い込んでしまったのか。
(私なら絶対スルーすると思います汗)
とりあえず、彼女とは笑い話になったのですが、今回は証拠(香典帳と携帯メール)があったことに
深い喜びを感じた話でした。(part2に続く)